寒くなり、お天気も悪い冬は、おうちの中での遊びが多くなり、
楽しく遊んだ後は、部屋がおもちゃでいっぱい・・・という悩みがありますね。
まだまだ一人でお片づけはなかなか難しいものです。
そこで・・・　園で工夫していることをご紹介します。

　園では、いろんな種類のおもちゃをおままごと、音の鳴るおもちゃ、ぬいぐるみ、ボール・・・などおもちゃ箱を種類ごとに作ります。
棚の大きさに合わせて、空き箱や段ボールなどに布や紙を貼って、何が入っているかがわかるように、写真やイラストのラベルを貼ります。
　子ども達は、それぞれの箱の中から、自分で欲しいおもちゃを選んで出して遊ぶようになり、出したらお片づけということも自然に覚えていきます。

　お片づけするときは、大人がそばで一緒に「この箱は、○○の箱だね。ここに入れてね～」と声をかけたり、ちゃんと分類して入れられたら「すごいね（箱の写真、イラスト）と合ってるよ」など声をかけてほめています。
　大人が自分で片づけてしまった方が早いのですが、片づけもあそびの一つとして保育者とお友だちと一緒に楽しくがポイントです。

　お子さんの様子を見ながら、お家の方も一緒にお片づけしましょう。
「きれいにお片づけできたね～」「気持ちいいお部屋になったね～」と片づけが終わったことをお子さんと一緒に喜びましょう。
　お片づけって良い気持ち！と思ってもらえたらいいですね

寒い日は、お家の中で手あそびでふれ合ったり、おもちゃを作ってみてはいかがでしょう。
一緒に楽しめる手遊びと簡単に作って遊べるおもちゃをご紹介します。

小さなボールなどのおもちゃを見せてあげてから、
「どっちの手ーにー」で右手か左手に持ち隠します。
「持ーってる」で子どもの前に両手を差し出します。
子どもはどちらか一方にチョンと手で触れたり、握っている手を開けようとしたります。
入っていたら「あーたり！」
違っていたら「ざんねんでした」
※子どもがボールを持ち側になってやってみるのもいいですね。
　とても簡単ですが、繰り返しやってみたくなるふれあい遊びです。

御幸保育園　中出　佳代