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最近、いやいやが激しくなり、だだをこねることも多くなってきました・・・

最終更新日:2012年8月29日

 質問 2歳の男の子です。最近、いやいやが激しくなり、だだをこねることも多くなってきました。どういうふうに対処すればよいでしょうか。(例えば、お風呂に入っているとき、あがろうとすると嫌がる。別のおもちゃで誘ってみても嫌がり激しく泣くなど)
 また、ご飯を食べるときになかなか座っていられません。どんなことに工夫するといいのでしょうか。(例えば、メニューの例やいすなどの道具の工夫、声かけの工夫などもあれば教えていただきたいです。)

(匿名)

ライン

回答  2歳というと、自分の思いや好き嫌いがはっきり出てきて、何にでもいやいや言って、大人を困らせる第一次反抗期の時期ですね。身体の成長とともに、言葉や自分でできることが増え、赤ちゃんの時の、“すべてされるがまま”からの成長の証です。でも日々の生活となると、“どうして言うことをきいてくれないの”、“こんなことで、私はこの子を育てていけるのだろうか”など、かわいいはずの子どもがモンスターのように感じられたり、自分自身に否定的な気持ちをもってしまったりされることがあるかもしれません。

 まずは、“いやいや”は成長してきたわが子の自己主張なんだ、と受け止める気持ちを持っていただけるとよいと思います。そして、“いやいや”には子どもなりの理由があるので、そこはなるべく分かってあげられるとよいです。といっても、自分の気持ちを言葉で伝えることはまだ難しいので、「もっと遊んでいたかったのかな?」「このやり方だといやなの?」など手助けが必要です。子どもがうなずいたら、「そうか、○○だったんだね。でも、××だから、△△しようね」など声かけをして促します。それですぐに言うことをきくかと言ったら、そうではないこともあると思います。しかし、自分の気持ちを受け止めてもらえるということは、子どもにとって、“分かってもらえている”という、その後の成長にとってとても大切な、安心・安定につながっていきます。

 別の視点からですが、“少しだけ先の見通しをもたせる”こともよいと思います。ご相談にあるお風呂の場面であれば、お風呂に入る前に、「○○したら、あがろうね」とか、「あがったら○○しようね」とお風呂からあがった後にいいことが待っていることを伝えておくと、ふんぎりをつけやすくなると思います。

 ご飯の時に座っていられないというのは、食べながら立ち歩くとか遊びに行ってしまうというようなことでしょうか。いすの工夫でしたら、例えば、背もたれのあるいすならば、子どもの胸とテーブルにあまり隙間ができないように座らせ、背中と背もたれの間にクッション等を入れ、動かないようにする、という方法もあります。

 ご飯をスプーンにのせて、「ブ~ン、飛行機さんに乗ってきたよ~、パクッ」と口に運ぶなど、遊び心をもった声かけや対応もいいですよ。お子さんにとって、ご飯を食べるのが楽しい時間であることが大切だと思います。

 おうちの方も、言うことをきかせることにこだわらず、明るく声をかけ、うまくいかなくても「まぁ、いいか」、ぐらいでのりきっていただきたいです。

AOSSA子育て支援室・相談室

お問合せ先

福井市 福祉部 子育て支援課
電話番号:0776-20-5270/FAX番号:0776-20-5490
最終更新日:2012年8月29日

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