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高齢出産とは・・・

最終更新日:2018年3月27日

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晩婚化の進行に伴い、近年、高齢出産の話題もよく聞きます。
ところで、高齢出産というのは、一体、何歳からの出産をいうのでしょうか。

日本産婦人科学会では、35歳以上の初産婦を「高齢出産(初産)」と定義しています。
以前は30歳以上とされていましたが、平成3年頃から35歳に引き上げられました。それは30歳以上の初産婦が増えたこと、そしてWHOをはじめとする諸外国でも同様の定義がされていることからです。

ちなみに、最近では初産婦・経産婦を区別せず、年齢に注目して分類する見方が強まっています。経産婦は初産婦に比べて母体の健康に対するリスクは低いものの、生まれてくる子どもの健康に関するリスクは同様だからです。

高齢出産の現状

現在、高齢出産に対する医学の発達と医療技術面でのサポート体制の進歩から、高齢初産婦に起こりがちな合併症によって、昔のように母子が危険にさらされる・・・というケースはあまりありません。
しかし、35歳以上の妊娠・出産は、母子ともにリスクが増えるのは事実です。
そうしたリスクをきちんと受け入れ、高齢妊娠・高齢出産を「危険」と不安がったりせず、無事出産する心構えが大切です。

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高齢出産のリスク

高齢出産に伴うリスクとしては、以下のようなものがあげられます。
ただし、それらの発生率が増加するといっても、異常の発生率そのものはそう高くありません。
むやみやたらに心配するのではなく、それらのリスクとしっかり向き合うことが大切です。

流産

全妊娠の自然流産率(10~15%)に対し、35歳以上では約20%ともされています。
主な原因として卵子の老化、またそれに伴う胎児の先天異常があげられます。
流産は悲しいことですが、100%の予防策はありません。自然の厳しい一面であり、また若い人も10人に1人は経験することです。

不妊

一般的には、妊娠・出産に最も良い年齢、適齢期は20歳代といわれ、女性の妊娠力が低下し始めるのは、33歳以降とされています。35歳を過ぎて「そろそろ欲しいな」と思っても、20代の頃に比べて妊娠し難いのは事実ですので、「将来子どもが欲しい・・・」と考えている人は、年齢に伴う妊娠力の低下も視野に入れてライフプランを立てましょう。

妊娠高血圧症・妊娠糖尿病

高齢出産には「妊娠高血圧症」というリスクも伴います。妊娠高血圧症はむくみや蛋白尿、高血圧などいずれか1つの症状が出現したもので、中でも高血圧に注意が必要です。高齢出産の場合、高血圧になる可能性は20代の1.8倍とされています。加齢による内臓機能の低下、さらに妊娠という生体の変化が起こるのですから妊娠高血圧症が多いのもうなずけるでしょう。妊娠高血圧症を防ぐには、早期発見および食事・栄養指導を受けることが大切です。また、体重管理にも注意しなければなりません。

先天異常

35歳以上になると、先天異常の発症率が高くなります。
特に加齢が影響しやすいのは、先天異常の中でも染色体異常(ダウン症など)で、その原因として、卵子の老化があげられます。
「高齢出産=ダウン症」と思う方が多いようですが、あくまで「高齢になるとダウン症の確率が高まる」というだけで、20代でダウン症が1,000人に1人以下なのに対し、35歳以降は約3人、40代に入ると約10人といった具合です。
このダウン症は先天的なものなので、予めの予防策はありません。妊娠初期に羊水検査や血液検査をなどの検査によってダウン症かどうかを判断することもできますが、これらは中絶につながる可能性もあり倫理問題となっています。検査を受けるかどうかで悩む方は多いと思いますが、まずは担当医に相談してみましょう。

帝王切開

「軟産道」(子宮の出口から、膣、会陰まで)がかたく、伸びにくくなりやすいことなどから、高齢出産では、帝王切開が多くなりがちです。帝王切開はなるべく避けたい・・・というのであれば、自然分娩志向のクリニックを探してみるとよいかもしれません。


このように、35歳以上の妊娠・出産は、35歳未満の年齢よりもトラブルが起きやすいのが現実です。しかし、年齢問わず妊娠・出産にはトラブルがつき物で、実際に20代でリスクを伴う出産をする人もいれば、40代以降でも難なく出産する人もいます。ただ、高齢出産にはリスクがあり、また知っておくべき知識が数多くあることは確かで、それらを理解することが安全な出産には大切でしょう。

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高齢出産のメリット

年齢を重ねて、35才を過ぎる頃には、妊娠や出産に対応する肉体の機能が徐々に衰えてきて、影響する可能性も少しずつ増えていきます。しかし、35才を過ぎて妊娠や出産を問題なく終える人もいれば、20代でトラブルを経験する人もいます。
高齢出産に伴うメリットとしては、以下のようなものがあげられます。現在の環境や、これまで培ってきた人生経験をプラスにして計画性をもって妊娠・出産に臨むことが大切です。

精神的余裕

人生経験が豊富なので、色々なケースにも動揺しにくい傾向があり、高齢出産では母親の精神が安定しているため、余裕を持って妊娠~出産・子育てができるとされています。実際、「出産&育児に自信がない」と答える世代は20代前半の母親に多く、逆に、30~40歳前後の母親は「ゆったりとした気持ちで出産&育児ができる」と答える人が多いようです。高齢ならではの豊富な人生経験、またそれによって培われた精神力が大きく影響しているのでしょう。もちろん、年齢問わず個人差はあります。

経済的余裕 

社会的基盤が整い、経済的に余裕のある人が多いようです。
精神的余裕がみられる高齢出産も、体力的な面では・・・あまり余裕を感じられません。しかし、赤ちゃんを育てるには想像以上の体力を要します。そんな時に役立つのが、高齢出産ならではのメリット「経済力」です。育児に専念しつつ、自分のからだもしっかり休めましょう。

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お問合せ先

福井市 福祉保健部 保健センター
電話番号:0776-28-1256/FAX番号:0776-28-3747
最終更新日:2018年3月27日

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