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Vol.21 子どもが熱を出した時にはどうしたらいいの?

最終更新日:2012年1月10日

 本格的な冬となり、気温もぐっと下がってきた今日このごろ、小さなお子さんが体調を崩すことも多くなってくると思います。今回は、子どもさんの体調を崩すケースとして多い、発熱時の対応について掲載したいと思います。

 発熱の基本的な考え方発熱

 熱は、かぜのウイルスや細菌が直接だすのではありません。
これらの病原体をやっつけようと体が反応するために熱がでるのです。熱は体の防御反応ですから、熱だけを下げようとすることには大きな意味はありません。

 発熱時の対処法

 この防御反応である熱を、なるべくからだの負担にならないように出し続け、自分の持っている自然治癒カを充分出せるように看護します。その場合、体や熱の状況によって対処法が異なります。

○熱が上昇中である場合

『手足が冷たく、顔色が悪く、寒気がありふるえます。気分が悪く、つらい状態です。(手足を触ってみましょう。冷たくなっているのがわかります。)』 【■対処法 寒くないように暖めてあげます。無理に熱を下げようとすると具合の悪い時間が長くなってしまいます。】

○熱が上がりきった状態

『手足が暖かくなり、顔に赤みがさし、気分が良くなります。(手足を触るとぽかぽかして暖かくなっています。)』 【■対処法 寒気がない程度に衣類をうすめにします。いやがらなければ、頭を冷やします。(熱は下げ過ぎないようにします。)】

◎熱だけであわてて病院に行く必要はありませんが、以下の場合には、処置が必要なので、早めに病院に行きましょう

・けいれん、ひきつけがあった。
・嘔吐、下痢がひどく、水分が取れず、ぐったりしている。
・咳がひどく呼吸がうまくできない。
・呼びかけても返事をせず、意識がおかしい。
・熱が40度以上あるのに手足が冷たく、顔色が悪くふるえがとまらない。
・熱が5日以上続く時。
・親がどうしても心配な時。

病院受診の判断がつかない、どこの病院を受診すればいいか分からない時には
「#8000」(こども救急医療電話)にご相談ください。

福井市消防局 救急救助課

お問合せ先

福井市 消防局 救急救助課
電話番号:0776-20-3998/FAX番号:0776-20-3119
最終更新日:2012年1月10日

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