出産費用は病気と違い健康保険が適用されません。その全額が自己負担となり家計にも大きな負担となります。しかしそれら費用に対し、健康保険法等に基づいて給付されるのが「出産育児一時金」です。
健康保険に加入している人が出産したときに支給され（妊娠満１２週以降の死産・流産を含む）、産科医療補償制度加入施設での出産の場合は42万円です。妊娠満12週以降22週未満の死産や産科医療補償制度未加入施設での出産の場合は40万4千円です。（上記条件での平成26年12月31日までの出産は39万円）詳しくは、ご加入中の健康保険にお問い合わせください。

福井市に住民登録をされている中学3年生までのお子さんにかかった医療費等の一部を助成しています。助成をすることで、子どもの健やかな成長を支援するとともに、子育て家庭の経済的負担の軽減を図っています。

経済的な理由により、小・中学校に通う子どもの就学に困っているご家庭に対して、学校教育法の下、学用品費等の就学上必要な経費の一部を援助する制度が「就学援助」です。対象となるのは、原則として福井市内に住所を有し、福井市の小中学校に通学する児童・生徒がいる世帯で、経済的に困窮している場合（生活保護法に準ずる程度）や、最近、生活状況が著
しく困窮になったなど特別な事情があると認められる世帯です。
援助を希望される方は、まず教育委員会 学校教育課、もしくは各学校にお問い合わせください。

両親の離婚等により、父または母と生計を同じくしていない児童の健やかな成長を願って支給される制度が「児童扶養手当」です。
平成２４年８月からは、配偶者からの暴力（DV）で「裁判所からの保護命令」が出された場合も、その対象となっています。