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Vol.23 冬の過ごし方 3

最終更新日:2013年12月16日

冬のすごし方
 

 雪の季節がやってきましたね。今年は大雪かもとのこと。寒くなると体も冷えて風邪などひきやすくなります。また、インフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルス、などのウイルス性の感染症も流行りそうです。しっかり体調管理して、家族みんな元気で過ごしてください。
 今回は、親子で元気に冬の過ごし方について考えてみました。

手洗い
感染症予防
 なんといってもうがい、手洗いが有効です。外から帰ったらまず玄関先でウイルスをはたきます。家に入ったらまず手洗い、うがい。乳幼児は、うがいができないので、のどを潤すためにオッパイでもさ湯でも何か飲ませてください。立つことができるお子様は洗面台で石鹸で手洗い、立つことができないお子様は暖かい濡れタオルで両手をしっかり拭いてあげてください。アルコール入りの清拭液は使わなくてもいいです。アルコールで手荒れすることもあるので。小さい時から帰ったら、うがい手洗いの習慣をつけることも大事です。

寒さ対策
 寒いとついついお部屋の温度を上げますよね。冬の暖房はお部屋の空気を乾燥させやすいので湿度に気をつけましょう。暖房の効きすぎも汗かいて体調崩すこともあります。一緒にいる大人が快適ならば室温はそのままでいいです。湿度は少し高めに(60~70%)設定してください。衣服も大人と同じ素材ももの同じ枚数で構いません。背中を温めると体も冷えないのでベストなどでこまめに調整してあげてください。お子様の手足暖かいですか。月例の小さなお子様は動けないので体温調節ができなくてすぐに手足があかちゃん冷たくなります。血液の循環が悪いこともあり手足のマッサージなどで暖めてください。体温が一気に下がらないように保温してください。夜中も手足が冷たくなると寝つきが悪くなったり、何度も目を覚ましたりします。体温を上げるためにとりあえずおっぱい飲んだり、泣いたりします。お部屋の温度を上げるより、寝ているお布団の中を暖めてあげてください。体温が急激に下がらなければ暖かく寝ています。子供の体温が高いのは37℃くらいが人間の免疫力が有効に働くからだと言われています。特にお腹は内臓が詰まっているので冷えると内臓機能が低下して体調崩しやすくなります。保温が大事です。

お出かけ対策
 寒い冬は、お出かけも億劫になりますね。無理に散歩しなくてもおうちの中で体を使って遊びましょう。月齢の小さなお子様はうまく動けないので体の使い方を教えるためにいろいろな体勢にしてあげてください。嫌がったら無理しないでね。寒いお外へ出るときは暖かい服装で。おくるみに包んだり、帽子をかぶると頭からの熱の放散が少なくなるので暖かいですよ。
 お子様は温度差が苦手なので体が冷えないように気をつけてあげましょう。また、冷たい風が直接顔にあたらないようにしましょう。冷たい空気が呼吸器管を通ると刺激が強くて風邪ひきやすくなります。時々水分補給も必要なので、母乳のお子様も2,3時間ごとに授乳しましょう。お茶など飲めるお子様もこまめに水分補給しましょう。

その他
 これから、クリスマス、年末年始にかけてお出かけする機会の多くなると思いますがお子様も疲れないように余裕をもってお出かけください。また、この時期ついつい食べ過ぎなどでおっぱいのトラブルも多くなります。しこりがないか自己管理は十分にしてください。
また、年末年始は医療機関も休みです。帰省するところの救急病院も調べておきましょう。

 これから、ますます寒い季節となりますが、ご家族みなさん健康に過ごせるように気をつけてください。

(助産師ネットワーク たね 代表 川端起代美)

お問合せ先

福井市 福祉部 子育て支援課
電話番号:0776-20-5270/FAX番号:0776-20-5490
最終更新日:2013年12月16日

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