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育児ストレスとの上手な付き合い方

最終更新日:2014年10月14日

 

あ 

新企画「育児ストレスをやっつけよう!!」。
第2弾としてお届けするのは、現在も育児に奮闘中のお母さん方に集まっていただき、育児中に発生する様々なストレスをテーマに、座談会形式でその生の声をお聞きしてみました。
お母さんたちがみんな共通してお持ちの悩みやストレスに対して、先輩ママ達はどのように対処されてきたのでしょうか?きっと役に立つアドバイスやお話を聞けると思いますよ。
あ

あ あ あ あ

マイク まずはお子さんを出産されて9ヶ月、今もっとも大変だと思われるSさんからお話を伺いたいと思います。初めての子育てを経験されて、その生活ぶりはいかがでしょうか?
あ 初めての子どもということもあり、家族がすごくよく協力してくれているんですよ。洗い物や風呂掃除なども主人が積極的にやってくれますね。
あ うわー。協力的でいいですね。なかなかそこまではやってくれないですよ。ご主人も働いていらっしゃるんですよね?
あ はい、そうです。今は私も復職して1日フルで働いています。
マイク では、昼間はお子さんを保育園に?
あ はい、朝は私が預けにいって、夕方はお義母さんが迎えにいってくれています。仕事からは7時ごろに帰ってくるのですが、夕食の用意なんかもしてくれるので、すごく助かっているんです。皆さんが核家族と伺って、反対に皆さんの方が大変じゃないかと思ってしまいました。
あ
あ でもそれだけ育児に協力的だと、逆に母親として「それは私がしたいのに!」と思うことはないですか?
あ 子どもと接する時間が少ないので、とにかくお風呂は私が入れるようにしています。その間にも離乳食を準備してくれたりと、とにかく協力してくれるのは嬉しいのですが、それでも生まれたばかりの頃は姑さんとぶつかりましたね…。今はもう大丈夫ですが(笑)
マイク それはどういったことから?
あ まだまだ先のことなのに、早くも小学校への通学路の心配を始めたり…。今にも送り迎えしそうな雰囲気で(笑)
あ お孫さんが可愛くてしょうがないでしょうね。私のところは主人が次男なこともあって、あまり義父母に気をつかうことがなかったですよ。
あ 私自身は割りと厳しく育てられた方だと思うんですが、主人は長男で大事に育てられた感じ。義父母も孫にとにかく甘いし、その接し方に違和感を感じることも少なくなかったかな~。
あ とにかく過度に心配する傾向はあるような気がするんですよ…。ただ、お姑さんの気持ちもよく分かるので…うまく付き合っていきたいですね。
マイク 授乳や離乳食など、初めての体験で苦労されることも多いと思いますが?
あ 最初は授乳や離乳食に関しても全く知識がなくて、苦労しました。何が良くて、何がダメなのか全く分からなくて…。市から子育てに関しての講演会などのお知らせがあるのですが、全て平日なんですよ。出来れば参加したいんですけどねー。
あ 夜はよく寝てくれます?
あ 3時間ごとに母乳とミルクを交互に与えていますが、割とすぐ寝てくれます。
あ 寝る前だけでもミルクにすると、ぐっすり寝てくれることは多いみたいですね。私は母乳じゃなかったのですが、それでも3時間ごとに欲しがりました。でも神経質になり過ぎず、赤ちゃんが欲しいときにあげれば大丈夫だと思います。
マイク でも最近は産院から、母乳が出るようになるために、寝ていても脇の下に手を入れたり、足を軽く触ったりして、とにかく1日10回は授乳して、赤ちゃんに吸ってもらうするよう指導するところもあるみたいですよ。
あ あ えー?!寝ていても?!
あ そうそう!私のところも、そのように言われましたよ。でも寝ている赤ちゃんを起こすって、なかなか上手くいかないですよね。
あ そのあたりはお医者さんによって指導法も違うみたいですけどね。
それを真面目にしてたら、お義母さんに「機械じゃないんやでの」って言われちゃったりして…。
あ あ私も1ヶ月健診で「1日に8回授乳してください」と言われ、大変でした。最初の頃は授乳作業も不慣れなので時間がかかってしまって、一度終わった後、また30分後には次の授乳になってしまうようなこともありました。それで1日が終わってしまう…そんな毎日の繰り返し…のような感じでしたね。

授乳後でも、赤ちゃんがなかなか寝なくて泣いていて、強いストレスになるという話も聞きますね。




マイク
あ 私はそのあたりが1人目、2人目で違っていました。とにかく1人目の時は自分も神経質になっていましたし、3ヶ月すぎた頃には寝る時間も長くなるのかなと思っていましたが、なかなかそうもいきませんでした。周りからは授乳の方法1つとっても「テレビを見ながらはダメ」「好きな音楽を聴きながら」などいろいろ言われるのですが、それがかえって自分のストレスになってしまう…。自分が楽しめる時間がなくなってしまい、かなり辛い思いをしました。
あ 抱っこしていればいいけど、置くと泣くので、私も1人目は本当にノイローゼになりそうなくらいでした。布団をかぶったこともあります。もー嫌!って。
あ 2人目からは無理をせず、自分に生活のリズムの中で自然に授乳することで、子どもはかえってすぐに寝てくれたりするようになった気がします。特に静かな環境の中ですればいいというものでもない気もしますねー。普段の自然な生活の中で育てるのが一番良いもかもしれません。
あ 私は母に頼ることが出来て、それが助かりました。私よりも母が抱くとすぐに寝てしまいますし、子守唄なんかも母の方が上手いんです。
あ やはり母親がイライラしていると、それが子どもにうつるみたいで、寝ろー寝ろーと思っていると、逆になかなか寝てくれなくなりますね。

あ

あ

あ

あ

私、チャイルドシートに乗せて走り回ったこともあります!

あります!あります!(爆)

車の中ってよく寝ますよねー。

そのまま車の中で一緒に寝ちゃったりして。完全に寝てからそーっと家に抱いて入って…(笑)
車
マイク 卒乳はすんなりできましたか?
あ 卒乳の時はすごく泣いたよう気がします。2週間、毎日2時間くらい泣いていましたねー。でも、ある日パタリと泣き止みました。諦めたんですかね~(笑)
あ いつもあったものが無くなるからでしょうね。3歳くらいまで乳離れ出来ない子もいるみたいですよ。
あ でも、なかなか卒乳できない子は、お母さんからもなかなか離れられず、生活の切り替えが上手くいかない子も多いと聞きますよ。また歯が生え揃ってくると虫歯もできやすくなるので、夜中の母乳やミルクは考えものですね。
あ 卒乳できて授乳から解放されると楽になりますよ(笑)精神的な余裕も生まれたりして…。よく寝てくれるし、離乳食も進みますね。
あ 卒乳できない理由のひとつには、お母さん側が赤ちゃんを手放したくない、いつまでも自分のものにしておきたい!という思いも影響するようです。
マイク ご主人の協力はいかがですか?
あ 育児は苦手なようで見ているだけですが、家事は手伝ってくれます。
あ うちは逆でしたね。育児は手伝ってくれますが、家事はあまりという感じです。
あ 子どもの面倒をみてとお願いしても、なかなかこちらの思い通りに動いてくれず、かえってイライラすることもありますね(笑)。
あ 保育園の送り迎えや食事の用意なども今はご家族の協力もあるかもしれませんが、いずれ仕事に復帰したらどうなるか、少し不安ではないですか?私は1~3歳くらいが一番大変でした。
あ 友人などが仕事の話などをしていると、そういった外の世界に触れていることが何だか羨ましい気がしますね。今は、上の男の子は力も強くて動きまわるし、でも下の女の子も見なくちゃいけないし、なかなか世間に触れる機会がなくて…。
あ 今は一日中一緒にいるので、そのように感じるかもしれませんが、でも仕事に復帰すると、子ども達への接し方も変わってくると思いますよ。
あ Sさんは出産後、何ヶ月くらいから復職しました? あ
あ 4ヶ月くらいですね。早く復帰しないと、職場の他の方にしわ寄せがいくので「早く復帰しないと!」という感じでした。ただ、復帰後は体力が落ちていることを感じましたね。病気にもなりがちになり、パソコンなどの画面で細かい文字を見るのも辛かったです。また、子どものことが気になっても、仕事に支障をきたすわけにもいかなくて、イライラしたこともあります。
あ 私は1人目は1年、2人目以降は3年育児休暇を取ればいいと言われましたが、実際にはそこまで取れませんでしたね。やはり職場の現状を考えるとなかなか難しいですよね。
マイク やはり現実的に子育てと仕事の両立はなかなか難しいものなんですね。
あ 職場復帰すると、今度は仕事に追われることになり、家に帰ると「何もしたくない~!」という時もあります。それでも家に帰って子ども達に「お母さん、お母さん」と呼ばれると、それだけでストレスがたまる時もありましたね。子どもが3人いると「お母さん」と呼ばれる回数がすごく多くて…(笑)
あ うちの子も私に訊かないと何もできない、何でも訊いてくる傾向がありますー。
あ 育児中もこちらから何でも教えるのではなく、ダメなものはダメとちゃんと伝えた上で、あとは何事も自分で考えて決めたり、行動するというように言えばよかったと思っています。
マイク Mさんはいかがですか?これまでにストレスなどいろいろお有りだったと思いますが。
あ 主人と私の両親がともに離れて住んでいたこともあって、1人目の時は子どもが1日中一緒にいるにもかかわらず、少し孤独感を感じましたね。毎日スーパーに買物に出かけるだけの生活で、ただそれを繰り返しているような生活でした。2人目が出来て、兄妹二人が触れ合っているのを見るようになって、ようやくその孤独感からも開放されたような気がしました。 あ
あ 周りにお知り合いの方などいらっしゃらなかったのですか?
あ 私は出産後すぐに引っ越したので、なかなか知り合いも出来ず、やはり周りに親しい人がいないと不安になりますね。かと言って、新しく人間関係を築くのにもある程度エネルギーが必要ですし。
あ 私も同じ様な状況で、その辺りを姉に相談したことがあるのですが、「無理な人間関係は作らなくても良い」とアドバイスされ、ずいぶんと気持ちが楽になりました。
あ 私もそう思います!主人もできるだけ早く帰ろうとしてくれていますし、回りの協力があって助かっています。育児を通じて、あらためて自分を見直す機会にもなったような気がします。
あ 3人もいると、子育ては得意で1人でも出来るだろうと思われがちで…。でも本当につらい時はお母さんに頼りました。無理をせず、自分1人で出来ないことは出来ないと認めることも大事かもしれませんね。
あ 私は高齢出産で他のお母さんたちと世代が違うので、これから仲良くやっていけるかが不安なんです。
あ そんなことはあまり気にせず、自然に仲良くなる人と、自然な感じで付き合えば良いと思いますよ。
マイク 今日お集まりの皆さんも、いろいろな苦労やストレスを抱えながら、育児を経験されていますね。
今現在、育児に奮闘中のお母さん方も同じような環境にいらっしゃることかと思いますが、今回のお話がそういった方々へのアドバイスになればと思います。
本日はお忙しい中、ありがとうございました。

あ

お問合せ先

福井市 福祉部 子育て支援課
電話番号:0776-20-5270/FAX番号:0776-20-5490
最終更新日:2014年10月14日

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