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身内から子どもの言葉のおくれを指摘されています

最終更新日:2010年3月31日

質問3歳になる男の子のことですが、身内からことばの遅れがあるのではないかと言われます。
 物の名前はわかっているようで、指差しをして、その物のことばを発するのですが、日常のなかで会話が続きません(多義語がでない)。個人差があるとも言われますが、どのように対応していってよいか迷っています。

(匿名)

ライン

 

回答言葉は子どもの発達の目安の一つとして、子育て中の親御さんであれば、誰でも気になることだと思います。言葉の発達を見る場合は、言葉の発語と言葉の理解という両面から考えていく必要があるかもしれません。いろいろな手引書をみますと、おおむね次のようにまとめられるかと思います。

1歳になっても「ぶーぶー、ばーばー」などの言葉(喃言といいます)が出ない、1歳6か月ごろになっても「ママ、ネンネ」などの意味のある言葉を言わない、2歳ごろになっても2語文が全く出ないという場合には、発語の遅れが考えられます。

また、1歳6か月ごろになっても、「犬、猫」など知っているものを絵本などで見た場合、その問いかけに対して指さしができなければ、言葉の理解の遅れがあると考えられるようです。

言葉の遅れが気がかりなお子様への日ごろの対応としては、お子さんの話しているレベルに合わせた話し方で繰り返しかかわることや、お子さんが正しく理解できる言葉の長さを大切にし、その長さにあった言葉をこちらも返すことなどが基本ではないかと思います。さらに、絵本の読み聞かせは言葉の発達を促したり、情緒面の発達を促すものだと思いますので、ぜひ取り入れていきたいことだと思います。

言葉の発達は、確かに個人差があると言われます。「他人のお子さんはうまくしゃべれているのにうちの子だけが・・」という比較のなかで、親御さんが不安になり、焦ったりします。ご家族の雰囲気(早くしゃべって!!というプレッシャーのような)がお子さんにも何らかの影響を与えるかもしれません。安心してお子さんが喋れる雰囲気を大切にして、ゆとりをもった関わりができるようになるといいですね。

しかし、その子がもっている器質的な原因によるところもあるので、小児科や専門機関にご相談することもお勧めします。

AOSSA子育て支援室・相談室

お問合せ先

福井市 福祉部 子育て支援課
電話番号:0776-20-5270/FAX番号:0776-20-5490
最終更新日:2010年3月31日

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