お子様の具合が突然悪くなりました。
その時、救急車で病院に行きますか?自家用車で病院にいきますか?それともしばらく様子をみますか?
今回は、どんなときに119番通報が必要かについて、お子様の場合を中心にお話をしていきたいと思います。
下の図は、緊急性が高いことについてまとめたものです。このようなときには、すぐに119番通報をしてください。
時間が経つにつれて症状が悪化し、最悪の場合には心臓が止まってしまうかもしれません。
万が一、そうなってしまった場合には、すぐに心臓マッサージを行ってください。
また、心臓が止まったと判断がつかない時にも、心臓マッサージを行ってください。
下の図以外の場合は、自家用車で病院に行くことや、しばらく様子をみることも考えてみてください。
~ポイント~
お子様の具合を見分けるポイントは、図の一番下に書いてある「お母さんやお父さんから見て、いつもと違う場合、様子がおかしい場合」です。
このことがわかるのは、普段からお子様と接しているお母さん、お父さんです。普段と比べてどうおかしいかは、とても大切なポイントです。
救急車を呼んだ時には、救急隊員に普段との違いをぜひ教えてください。
救急車が来るまでに左図のものを用意しておくと便利です。
また、お子様の体重をお聞きすることがあります。病院でお医者さんがお薬の量を決めるときなどに参考となります。
医療機関の受診相談は、子ども救急 医療電話相談(♯8000)をご利用くだ さい。
医療機関の受診については、福井県こども急患センター(福井市休日急患センター内)をご利用ください。
※電話番号0776-26-8800
福井市は夜間休日の小児救急について、左図のとおり当番病院
が決まっています。
救急車での搬送時には、かかりつけ病院がある場合でも、当番病院への搬送となることがありま
すので、ご了承ください。
自家用車等で医療機関を受診する場合、23時までは福井県こども急患センター、23時以降は当番病院を受診してください。
※電話番号市外局番は全て0776
~最後に~
総務省消防庁が作成した、全国版救急受信アプリ「Q助」をご紹介します。
これは、子どもはもちろん大人の方も対象として、症状の緊急度を判定してくれるものです。スマートフォン版、Web版があります。ぜひご利用ください。
URL:https://www.fdma.go.jp/neuter/topics/filedList9_6/kyukyu_app.html
※本原稿で使用している画像は全て総務省消防庁のホームページより引用したものです。