咳はこどもの病気の代表的な症状です。咳は、口から肺につながる気道(空気の通り道)のどこかに、ウイルスやほこり等の異物が外から侵入してきたときに、それを取り除こうと反射的に起こる人間の自然な防御反応です。
よくいわれる“かぜ”です。鼻からウイルスが感染して、3日程度で鼻みずや鼻づまりとなり、その後に咳が始まることがあります。 1~3歳くらいの乳幼児で、夜間にイヌの遠吠えのような、オットセイの鳴き声のような咳がおこる病気です。声を出す声門というところで炎症がおき、咳がとまらなかったり、呼吸困難を起こす場合があります。 3歳以上でぜいぜいが聞こえる、走ると必ず咳をする、かぜもひいていないのに寝ているときに咳をする、かぜをひくと2週間も3週間も咳が続く等があります。 咳に加えて発熱や呼吸困難などの症状があり、胸のレントゲンで診断がされます。病原体によって症状が異なり、2006年に大流行したマイコプラズマ肺炎は、咳がひどいのが特徴でした。 気管支に炎症が及んだ状態で、発熱、乾いた咳で始まり、次第に痰をともなった咳へと変化します。原因はウイルス感染によるものが多く、原則は咳止めや痰が出やすくなるような薬等で様子をみます。 |
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