火災やケガ、急病の時は、気が動転し、落ち着いて通報ができなくなることがあります。大切なお子さんのケガや急病となれば尚更です。そのようなときこそ落ち着いて指令センター員から聞かれたことに正確に答えて下さい。
《1》 自分自身の安全が第一です!
周囲の状況を確認し落ち着いて、通報してください。
《2》 火事か救急を教えて下さい!
最初に指令センター員は火事か救急かを聞きます。火事で消防車が必要なのか具合が悪くて救急車が必要なのかをハッキリ伝えて下さい。
《3》 場所を教えて下さい!
家なら「福井市○○町○○番地○○号の福井太郎です。」
アパートやマンションなら「建物の名称」及び「○○号室」までを正確に伝えて下さい。
屋外で住所がわからなければ、「○○交差点」「○○小学校」のように目標となるものを伝えて下さい。
《4》 何がどうなった、誰がどうしたかを教えて下さい!
「何がどうなったのか」「誰がどうしたのか」を指令センター員が質問します。例えば「天ぷら油に火が入った」「子供が急に倒れた」又は「交通事故で車に挟まれている」など簡潔に教えて下さい。
更に指令センター員が災害の状況を詳しく知るために色々な質問をします。
そんなことよりも早く来てほしいと思うかもしれませんが通話中でも場所の特定ができれば消防車や救急車はすでに出動していますので出動・到着に遅れが出ることはありません。落ち着いて詳しく状況を教えていただくようお願いします。
《5》 最後に通報者のお名前を教えて下さい!
場所や現場の状況などを再確認することがあります。必ず通報者の方のお名前を教えて下さい。
指令センター員が通報内容から電話口で応急手当の指導(口頭指導)を行う場合があります。口頭指導があった場合には指導に従って可能な限り実施してください。
「口頭指導」といっても何も難しいことを言うわけではありません。「心肺停止」「気道内異物による窒息」及び「大出血」などが疑われ、直ちに応急手当が必要だと判断される場合に救急車が到着するまでの間に応急処置をお願いするものです。指導内容としては普段消防署で自治会・会社・各種団体等を対象に実施している「普通救命講習」の内容(やり方)を簡単に電話で指導するものです。
携帯電話からの119番通報は、災害が発生した場所を管轄する消防本部に入電されますが、他の消防本部と隣接する地域からの通報の場合は、電波の関係で隣接する消防本部につながることもあります。そのような場合は、そのまま電話を転送しますので切らずに指令センター員の指示に従って下さい。また、自動車の中などから通報されると、走行中に電波が切れることがありますので必ず安全な場所に停車してから通報して下さい。
119番は火事や救急等災害通報のための緊急回線です。病院の診療案内や火災の問い合わせの際は(0776-25-9999)におかけ下さい。
子どもの急な病気やけがなどで受診するかどうか悩んだら
専任の看護師から子供の症状に応じた適切な対処の仕方や、受診する病院等のアドバイスを受けられます。
※夜間 ・ 休日の当番病院への受診をお勧めすることもあるため、ご相談は福井県内で急病になられたお子さんを対象としています。
相談時間
毎日
月曜日~土曜日 午後7時から 午後11時まで
日曜日・祝日 午前9時から 午後11時まで
(年末年始 12/30~1/3 を含む。)
電話番号
短縮ダイヤル ⇒ #8000番
※ダイヤル回線からおかけの場合は、0776-25-9955へダイヤルしてください。
福井県と福井県小児科医が作成した急病時、けがをしたときの対処法を示したパンフレットです。受診の目安にしてください。
→ http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/iryou/iryoujouhou/kodomokyubyoutaisyohou.html