● 急な「ケガ!」や「病気!」で・・・ かかりつけ以外の医療機関を受診するときのPOINT
Vol.17で掲載したように、お子さんの、急なけがや病気などでは、かかりつけの
医療機関を受診できるとは限りません。かかりつけの医療機関であれば、お子さん
の持病や病歴の情報は、カルテに記録が残されているでしょう。
しかし、初めて受診する医療機関には、お子さんのカルテ(記録)はありません。
もしもの時のために・・・
■ 現在の症状については
・ いつから、どのような症状が続いているか?
・ 何かお薬を飲んだか? など・・・
■ 今までの病歴については
・ 何歳位の時に、何の病気で、入院や手術をしましたか? など・・・
■ その他
・ いつも飲んでいるお薬は有るか?
・ アレルギー症状は有るか?
・ お子さんの体重は? など・・・
お子さんの急なけがや病気でパニックとなっている上に、難しい質問をされても思い出せないという時のためにも、次のようなものを準備しておきましょう。見せるだけで、相当の情報を伝えることが期待できます。
● 健康保険証 ● 母子健康手帳 ● お薬手帳 ● 飲んでいるお薬 ● 症状が出たときからの記録(メモ書き) など・・・ |
お子さんが、急なけがや病気となった時には、ほとんどの親は、パニック状態と
なってしまいます。
親がパニック状態になっていると、子どもにも不安感が伝わってしまいます。
あわてず、落ち着いて行動するようにしましょう。
● 福井市消防局では・・・
心肺蘇生法・AEDの使い方・大出血時の止血法など、もしもの時に応急処置ができるよう「普通救命講習」や、お子さんの万が一の時の対応法についての、「小児救急講習」を実施しています。受講を希望される方は、最寄りの消防署までお問い合わせ下さい。