現在、日本において1歳以上の小児の死因の第1位は不慮の事故です。しかも、他の先進国と比較しても我が国の事故による死亡率は高く、何らかの対策が必要です。
事故死の原因は、交通事故が53.4%、溺死が11.9%、窒息が10.0%、他に誤飲、誤えん、中毒、熱傷、転落などさまざまですが、小児の死因は年齢によって大きく異なります。
年少で多い事故の原因は溺水(特に浴槽)と転落です。我が国では年間300~400人の小児が溺水で死亡しています。溺死事故全体の約40%が家庭の浴槽で起こっており、0から1歳代では90%以上が浴槽での溺水です。年長になると圧倒的に交通事故が多くなります。
「後悔、先に立たず」のことわざどおり、起こってからでは遅いのです。子どもは、自分から、身を守る方法を見つけることができません。親が代わりに、見つけるのが当然であり、義務と考えましょう。
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