最終更新日:2014年7月15日 子育てや幼児教育に重要な関りを持つ保育園・幼稚園。特に共働きの家庭が多いとされる福井では、他の地域と比べても社会との繋がりは深いと思われます。 子育て支援施設や一時保育などの施設も充実しており、働きながらの育児を考えている福井のお父さん、お母さんには嬉しい環境ですね。 今月の「楽しく子育て in 福井」では、そんな福井の保育園を訪ね、園児たちがどのような1日を送っているのかレポートし、また園の先生方にもいろいろとお話を伺ってきました。 福井市内には約80の保育園と約40の幼稚園、4つの認定こども園があります(共に公立・私立を含む)が、その中の1つのA保育園に伺い、園児たちの日常生活を見学させてもらいました。 A保育園は周りがのどかな自然に囲まれ、園舎もどことなくメルヘンチック。すぐ隣には園庭があり、子ども達がのびのびと過ごせる環境になっています。 私たちが伺うと、登園して間もない早朝の時間にもかかわらず、やはり子ども達はとっても元気!園内をところ狭ましと走り回り、元気な声があちこちから聞こえてきました。最初は初めて見る大人の顔に恥ずかしそうな顔をする子もいましたが、やがて打ちとけてくれたのか、手を引っ張って園内をいろいろと案内してくれましたよ。 こちらの保育園の1日は、おおよそこのように組まれています。 園によって一日のスケジュールは様々かと思いますが、いずれも子ども達が健全かつ安全に1日を過ごし、またその中で基本的な生活習慣が自然に身につくよう工夫がなされています。この時も園内に音楽が流れ出すと、遊んでいた子ども達が誰に言われるともなく遊具の整理を始めました。この園では、この音楽が「片付け」の時間の合図なんですね。 続いて「組別保育」。こちらの保育園では、専門の講師を招いて英語や音楽などの教育を行っているそうです。 今日は音楽の日。4~5歳児のお部屋では、ピアニカの練習です。先生にちゃんとあいさつをした後、皆で楽しそうにピアニカの練習を始めました。練習する曲も子ども達が喜びそうなアニメやゲームの音楽などが用いられており、最初は指使いに四苦八苦していた園児たちも、先生の優しい指導で弾けるようになっていきます。他の小さいお子さんのお部屋ではお絵かきも始まっているようですね。 「昼食」は園児たちにとっても楽しい時間ですが、育ちざかりの子ども達を預ける保護者の方にとって、そのメニューの内容は気になるところでしょう。いずれの園でも充分な配慮をしています。こちらの園でも栄養のバランスの取れた食事を提供しています。 食事が終わると、年少組は先生たちに絵本を読んでもらいながら「お昼寝」の時間。午前中いっぱい遊んで、子ども達はぐっすり眠っているようですzzz。年長組は、お絵かきなど一人ひとりが好きな遊びを楽しむ時間です。 3時ごろには子どもたちも目覚め、おやつを食べて帰りの準備。その後はみんなで手をつないで帰りの会です。そして夕方4時ごろからは保護者の方が迎えに来られ始めました。ここからはご希望により「長時間保育」「延長保育」などにも対応されているそうです。 また園では1年を通じて様々な行事を行っています。ご覧の通り、ほぼ1ヶ月に1回は何かしらイベントが行われています。それらの行事を通じて、子ども達の成長をはぐくむことはもちろん、保護者の方同士の交流も深まりますよ。 取材を通じて・・・ ほぼ丸1日子ども達と付き合って、もうもう体はヘトヘト…。(笑) それでも子ども達の無邪気な笑顔やかわいらしいしぐさには、本当に心いやされました。先生方も大変なお仕事だと思いますが、これからも子ども達がスクスクと育ってくれるよう、よろしくお願いします。 保育園の1日をご紹介しましたが、各保育園や幼稚園などでその保育時間や保育内容も異なります。見学や一日体験入園なども可能なところもありますので、これから入園を予定されている方は、ご希望の園に一度問い合わせてみてはいかがでしょうか? ★ 公私立保育園一覧はこちら ★ 公立幼稚園一覧はこちら ★ 私立幼稚園一覧はこちら 参考 保育園と幼稚園の違いって? 幼稚園は学校教育法に基づいた未就学児(3~5歳)の学校教育施設。また保育園は児童福祉法により、保育に欠ける乳幼児を、保護者に代わって保育する児童福祉施設となります。 その他、対象となる子どもの年齢などの条件も異なりますが、近年では教育・保育のニーズの多様化に伴い、両方の機能を併せもつ認定こども園も増えてきています。 お問合せ先 福井市 福祉部 子育て支援課 電話番号:0776-20-5270/FAX番号:0776-20-5490 業務時間 平日8:30~17:15 最終更新日:2014年7月15日 ▲ ページの先頭へ戻る