ママともっと遊びたい～！！

　お子さんと一緒に遊んだ後に、「ママはお料理を作るから待っててね。」と言っても、「いや！ママと一緒にもっといる～」とお子さんが泣いて離れない時、おかあさんとしては、『こんなに遊んだのに。早く作らないと遅くなってしまう。』と、焦ってしまいますね。でも、お子さんの気持ちはきっと、『もっと遊びたかった』『ママにくっついていたら気持ちがいい』という思いがあるのではないでしょうか？
　お子さんの気持ちを受け止め、ぎゅっと抱きしめて、「１０まで数えてからね。」「長い針が○までね。」など、見通しを持たせてあげてください。『私の気持ちをわかってくれた！』と、お子さんにも伝わるはずです。

もっと食べて欲しいのに・・・

　ごはんを少ししか食べてくれない、という経験はありませんか？食の細いお子さんや食欲旺盛なお子さんなど、お子さんのタイプはいろいろあります。
　思うように食べてくれない時は、お皿の食事の量を減らしてみてはどうでしょう。
　そして、食べた時には「ごちそうさま。」をして、『食べられた！』という満足感を感じることを繰り返すことを、お勧めします。
　もちろん、食べた時には誉めてあげましょう！
　また、食事の時間、おやつの時間なども決めて、生活のリズムもつけていきましょう。

どうすると　片付けできるようになるの？

　“遊ぶのは大好き!!”でも“片付けは嫌い”なのが子どもですが、こんな方法はどうでしょう。

〇 お子さんに「これ１つ片付けて。」と手渡し、「おかあさんは、こっちを片付けるね。」と、お子さんが１つ片付けている間に他のおもちゃを大人が片づける。

〇 お子さんが好きな歌を一緒に歌いながら、片付ける。
など、楽しい方法をいろいろ考えながら片付けていくと、大人も楽しめます。
　片づけた後は必ずきれいになった部屋をお子さんと一緒に見て、「きれいになったね！気持ちいいね！」と共感しましょう。そして、だんだんお子さんが片付けてくれる量が増えていくようにしましょう。
　また、分類して片付けやすい工夫をしてあげると、自然に分類する習慣が身につきます。

本当に困った行動なの？

　おもちゃを投げる、ばらまく、遊びが長続きしない、お友達とけんかをするなど、困った行動ばかり・・・と思っていませんか？
　集中して遊んでいる時、お家の人は、『お友達と仲良く遊んでいる。』と心の中で誉めたり、『すごい！すごい！』と感動したりしているのに、困った行動をした時は、「なんでそんなことするの？」などと声に出していませんか？
　お子さんは、“困った行動を取りさえすれば、大人が関わってくれる”と、勘違いしていることがあります。大好きな人に関わってもらいたいため、大人の気を引きたいために、困った行動を取ることもあるのです。
　困った行動を取っている時は反応せず、楽しく遊んでいる時、うまくできた時など、大人がうれしかった時や感動した時こそ、お子さんに分かるように「楽しいね！」「上手にできたね。」「おかあさんもうれしい！」など、言葉で伝えてあげましょう。
　『いつも自分を見ていてくれるんだ』という、安心感をお子さんに与えるように関わっていきましょう。