吹き抜ける気持ちよい風を感じ取れるすがすがしい季節になってきました。コスモスの花が咲き、赤とんぼが飛んでいる秋を、親子でゆっくり歩いたりおしゃべりしたりしながら、見つけてみませんか。きっと新しい発見があると思います。
子育て支援施設では、紙芝居や絵本などの読み聞かせやミニミニ運動会など楽しい企画を準備してお待ちしております。
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今月の育児ヒントは、保育園に長い間勤務されていて、現在は、NPO法人「はるもにあ」そだちサポーターをされている 山口惠子先生に、基本的な生活リズムの大切さについてアドバイスしていただきました。
子育てを振り返りながら生活を見直すのによい季節です。お子さんの生活に合わせてあせらずできることからはじめましょう。
人は、長い歴史の中で、太陽が昇ったら起きて活動し、太陽が沈んだら眠るという生活リズムをつくってきました。睡眠中は、脳の温度が下がり神経細胞の休息が十分に行われ、明け方には活動に備えて意欲や元気さを引き出すホルモンが分泌され 体温も高まり良き一日のスタートができます。しかし、睡眠リズムが乱れると、いろんな姿がみられ、心の問題にまで影響が出てきているとの乳幼児調査結果が出ています。
【情緒面】 ●朝から元気がない 無気力 ●イライラ・落ち着きがない |
【精神面】 ●集中力に欠ける ●根気がなくあきらめやすくなる |
お子さんの様子(年齢)やご家庭の実情はそれぞれです。ご家庭に応じて始めましょう。我が家に合ったことからスタートするのがお勧めです。一点突破!継続的に!子どもの様子に変化がみられ、他の生活面へのひろがりも・・・。ご家族の協力がもらえるとよりスムーズにすすめられますよ。また、子育て支援センターなどの保育士やスタッフの方に、相談され良い方法などお聞きになるのもいいかと思います。
早稲田大学人間科学学術院 教授/医学博士 前橋 明氏
“子どもの未来づくり1 食べて 動いて よく寝よう”
“子どもの未来づくり2 こどもの心とからだの異変とその対策”より 一部抜粋
早稲田大学人間科学学術院 教授/医学博士 前橋 明氏“1歳児の親子ふれあい体操”より 抜粋
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