真っ青な空と、まぶしい太陽に夏の訪れを感じる季節となりました。初めての夏を経験するお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。この時期にしか経験できない遊びをお子さんと一緒に楽しみ、元気にお過ごしください。子育て支援施設では、七夕や夏祭り・水遊びなど、夏ならではの楽しい企画を立てて、皆さんをお待ちしております。
今回の育児ヒントは、福井市のみどり図書館から、「子育て応援します!図書館は情報の宝庫」です。
図書館には、子育てに役立つ本や雑誌、0・1・2歳から楽しめる絵本など数多くあります。でも、多くありすぎて何を選んだらよいかわからないなどのご質問もよく受けます。
このような声にこたえて、みどり図書館に、「子育て支援図書コーナー」を設けました。出産・育児・離乳食・ベビーウェア・わらべうたなど育児書だけでなく、地域の子育て施設の行事など関連チラシも置いています。ぜひ、ご利用ください。
親子で参加できる行事もあります。
みどり図書館では、3歳未満のお子様と保護者の方を対象に、毎月第2・4木曜日午前11時から11時30分まで、「わらべうたとえほんを楽しむてんてんくらぶ」を実施しています。一緒にわらべうたを楽しみ、絵本の読み聞かせをします。
また、毎月第2木曜日の会の終了後には、午前11時30分から地域保育専門官による「子育て相談」も実施しています。
その他、福井市の5つの図書館では、3歳以上のお子様と保護者の方を対象に「えほんとかみしばいのよみきかせ会」を実施しています。普段は読んであげる側の保護者の方も、聞き手になれる楽しいひと時です。ぜひお子様といっしょにお近くの図書館でご参加ください。
☆おすすめ子どもの本 『ぐりとぐら』 なかがわりえこ作 おおむらゆりこ絵 福音館書店
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子どもたちの好きな絵本といえば、必ず上位にランクされる一冊です。 野ねずみのぐりとぐらが森で大きな卵を見つけ、カステラを作ります。 焼き上がったカステラのおいしそうなこと。子どもたちは黄色い大きなカステラに憧れます。3歳から楽しめます。 |
☆おすすめ大人の本 『子どもへのまなざし』 佐々木正美著 福音館書店
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児童精神科医である著者が、子どもにとっての乳幼児期は人間の基礎をつくるもっとも重要な時期であり、子どもは人とふれあいながら育つことが大事だということを、臨床経験をふまえながら、やさしい語り口で丁寧に説明しています。 お母さんお父さんだけでなく、育児に関わる人はぜひご一読を。 |
☆おすすめ大人の本 『絵本の記憶、子どもの気持ち』 山口雅子著 福音館書店
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(※清水図書館は「おはなしポケット」)
文字を充分に読めない幼い子どもたちに、絵本の楽しさを体験してもらい、読書の楽しさを知ってもらうために、絵を見せながら絵本を読みます。
• 市立図書館 :毎週土曜日 14時~14時30分 • みどり図書館:毎週日曜日(第3日曜日を除く) 14時~14時30分 • 桜木図書館 :毎週日曜日 14時~14時30分 • 美山図書館 :毎週土曜日 10時30分~11時 |
昔話や創作の物語を覚えて語ります。ストーリーテリング、おはなし、素話などといわれることもあります。文字の読めない子どもにも耳から文学を楽しむことができます。
• 市立図書館 :毎月第2土曜日 11時~11時30分 • みどり図書館:毎月第3土曜日 14時~14時30分 • 桜木図書館 :毎月第3土曜日 11時~11時30分 |
わらべうたは、民族の遺産で、音楽の基本、ことばの基本、人間の関係の基本とも言われています。伝承のわらべうたや手遊びで、ことばの心地よいリズム、さまざまなことばの響きを体感して、みんなで豊かなことばの世界を楽しみましょう。
• 市立図書館 :毎月第4日曜日 14時~14時30分 |
(這ったり、姿勢を維持しようとする8カ月ごろからできる体操(運動)を紹介します。)
早稲田大学人間科学学術院 教授/医学博士 前橋 明氏“0歳児の親子ふれあい体操”より