もくもくとわき上がる入道雲に真っ青な空。見上げると、思わず額に手をかざしたくなるほどまばゆい季節になりました。はじける笑顔の子どもたちと夏にしかできないあそびを楽しんで、元気に夏をすごしていきましょう。
子育て支援施設では、七夕や夏祭りなどの楽しいイベントを計画したり、水遊びの準備をしたりして、みなさんをお待ちしております。
さて、今月は、「離乳の進め方」の育児ヒントと子育て相談情報(※乳幼児育児相談すまいるダイヤルが変更されました)、さらに桜木図書館から「絵本について」の情報をお知らせします。
平成19年3月に厚生労働省より「授乳・離乳の支援ガイド」が公表されました。
その内容から、「離乳の進め方」をお知らせします。ご家庭での離乳支援の参考にしてください。
担当:子育て支援室(福井市大手3丁目10-1)
電話:0776-20-5270
Fax:0776-20-5490
始める時期 -5~6か月頃― ◎栄養の源であるミルク(母乳・粉乳)も生後5~6か月頃になると、赤ちゃんにってはもの足りなくなってきます。1日1回ペースト状のものから始めましょう。 ☆こんな様子がみられたら離乳食を開始します☆ 7~8か月頃 ―目の前のものに手を出す(1日2回食)ー ◎ペースト状のものをゴックンと飲み込むことが上手になったら、口をもぐもぐ動かし ・1日2回食の時期は、『午前中(10時頃)の授乳時間』と『午後の授乳時
9~11か月頃 ◎完熟バナナくらいの固さの食べものを、舌を上あごにこすりつけるようにして、上手につぶして食べられるようになったら、3回食に進めることができます。 ・つかまり立ちからひとり立ちのこの頃には、自分の手で食べたい意欲が芽
卒業の時期 -ひとりで歩くことができる頃― ◎初めの一歩が出る頃(12か月頃)になると離乳食も終盤に。 ・口の中に取り込んだものを舌で動かして、奥の歯ぐきで噛んでから食べら |
☆口の動かし方や食べ方を見ながら、無理せず子どものペースで進めましょう。
また、乳児期は個人差が大きいので、一人ひとりの発達や体調にあわせて量や
形態などを調整しましょう。
★離乳食後に、その子に応じた量のミルクを飲ませてあげてください。
★このプログラムはあくまで目安です。
■手づかみ食べができる食事にしましょう ・ご飯をおにぎりに、野菜類の切り口を大きめにするなどの工夫をしましょ ■汚れてもいい環境を ・エプロンをつけたり、テーブルの下に新聞紙やビニールシートを敷いたり ■食べる意欲を尊重して ・食事は食べさせるものではなく、子ども自身が食べるものであることを認 |
2歳までの子は電子メディアから遠ざけた方がよいという記事を読んだことがあるでしょうか?アメリカや日本の小児科医会が提言しています。また、最近ではスマホで子育てをすることへの警鐘を鳴らしたポスターも日本小児科医会から出されています。人間の成長には人が直接かかわること、言葉をかけることが大切なことなのです。それを楽しくできるのがわらべうたや絵本だと思います。
●おすすめ大人の本
『「わらべうた」で子育て 入門編』阿部ヤヱ著 福音館書店 遠野のおばあちゃんが代々口伝えで伝え、子育ての助けにしてきたわらべうたが、必要な場面ごとに書かれています。おむつがえ、いたずらを叱ってとめる、はげます、など。具体的なことばと、平野恵理子さんのやさしい絵で書かれた、自然体の子育てお助け本。 |
●おすすめ子どもの本 0,1,2歳向
がたんごとんがたんごとん 安西水丸/作 福音館書店 「がたんごとんがたんごとん♪のせてくださーい」と繰り返される絵本。ここちよい声のひびきに赤ちゃんから惹きつけられます。 |
せんべせんべやけた こばやしえみこ/案 ましませつこ/絵 こぐま社 せんべせんべやけた~♪のわらべうたとともにせんべい、さかな、だんごなどいろいろなものを焼きます。歌うように読むとなおいいでしょう。 |
福井市立桜木図書館 福井市手寄1丁目4番1号 アオッサ4階 ℡ 20-1530