お子さんとの楽しい外出、自然との触れ合いをおすすめする「おそとで遊ぼう!子育てアウトドア」。最後となる第4回目は、福井市民のオアシス的存在とも言える「足羽山公園遊園地」をご紹介します。 福井市中心部に位置する足羽山。四季折々に魅せる美しい表情と、その歴史的、文化的な背景から、福井市民に最も愛される山の1つとして知られています。
ご家族で桜を散策した後は、お子さんたちと「足羽山公園遊園地」に足をのばしてみましょう。雑木林に囲まれた遊園地は主にミニ動物園とアスレチックフィールドからなっており、傾斜地を利用した自然豊かな環境に設けられています。休日ともなれば、ご家族連れで訪れる方も多く、子どもたちが自然や動物に触れあう場として人気のスポットとなっています。入園が無料というのも嬉しいですね。
入園すると、まず眼下に動物飼育舎が広がっています。なだらかな傾斜地には階段横にスロープも設けられておりベビーカーでの入場ももちろん大丈夫。敷地内には手洗い場やベビールームもあり、お子さん連れの来場者にも配慮がなされています。このベビールームにはカーテンがつけられた個室が2つ作られていますので、授乳期の赤ちゃん連れにもやさしい公園となっています。また、お湯も出るよう設備が整っているのもうれしいですね! このミニ動物園には、ポニー、ニホンザル、シマリス、ミーアキャット、プレーリードッグなど、約43種160の動物が暮らしており、中にはワシントン条約で保護されているオウムやインコ類などの希少動物、あるいは福井市と姉妹都市である熊本市から贈られたアカカンガルーなど、普段なかなか目にすることのない動物の生の姿を楽しむことができます。 さっそく飼育舎を回ってみると、動物たちがもう目の前。また、飼育員の方が、ときどき動物たちを散歩に連れ出してくれたり、園内の芝生に放してくれます。一緒に園内を散歩をしたり、触ったりすることができます。また、小さなお子さん目線で動物が見られるように工夫された窓もあり、動物たちが身近に感じられます。 特におすすめなのが、動物たちとのふれあいイベント。係員の方の案内により、モルモットやポニーとの写真撮影、インコの腕乗せ、ケヅメリクガメやミーアキャットに餌をあげたりすることができます。この貴重な体験に、子どもたちも自然に笑顔や歓声が広がりますね。
傾斜地を下りながら動物園を一通り回ったところで、その奥に広がるのはアスレチック遊具の数々。木材を使用した遊具の数々は、普段の遊び場とは異なる楽しさを子どもたちに与えてくれます。春のポカポカ陽気のもと、親子で元気いっぱいに遊んでみましょう!
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この足羽山は山全体が公園として親しまれており、実はこの遊園地以外にも見どころがいっぱい。福井の自然、歴史、文化をまとめて楽しめるこれらの施設も、ぜひご家族で楽しまれてはいかがでしょうか?
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