こんにちは。代表の川端です。
今回は『親子のコミュニケーション』についてお話します。
コミュニケーションとは五感(視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚)を通して相手を理解することです。
その手段として
- 見つめあい ⇒ アイコンタクト ・・・相手の情報を得るため
- 語り合い ⇒ 会話を通して ・・・相手の気持ちを知るため
- ふれあう ⇒ スキンシップ ・・・相手を理解する
この3段階を得て相手を理解してコミュニケーションができます。
幼児の発達についてみてみると
- 0~2歳児は主に身体能力の発達で生まれて首がすわり、寝返り、お座り、這い這い、たっち、一人歩き、走る、ジャンプなどの一連の身体的発達が整う時期です。
- 2~3歳は自我の発達する時期で何でも「自分で」やってみないと気が済まない時期です。幼児期で一番イライラしている時期です。
- 3~5歳児は社会性の発見の時期です。社会にはいろいろなルールがあることを学ぶ時期です。
- 5~10歳は社会性の発達に時期です。社会のルールを守らなければならないことを理解して守る努力をして集団生活ができるようになる時期です。
コミュニケーションの基本はあいさつからです。
社会の中で最小のユニットが家族、親子です。
子どもが最初に人とのかかわりを学ぶところは家族の中、親子です。
子どもは、生まれてママに抱っこされて、いっぱいお話してもらって、やさしい声に包まれているだけで幸せな気持ちになれます。いっぱいお話してあげて下さい。
「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」 あいさつしていますか?
コミュニケーション能力は人との関わりの中で身につけていきます。
子どもは自分の方に目を向けてほしいと思っています。子どもはいつも人との関わりを求めています。
家庭が安らぎの場になっていますか。
子どもは関わりを求めています。まずは、子どもの話を聞いて下さい。一日一回はぎゅうと抱きしめてあげて下さい。親子関係「人」と「人」との関わりです。
人には感情があります。子どもは子どもなりに一生懸命に考えて行動しています。まずは、子どもの言い分を聞いてあげて下さい。きっと立派な考えを持っていますよ。まずは「そうなんだ。」とこどもの考えを聞いて認めてあげて下さい。
子どもは親を手本にして社会性を学びます。
親もミスした時は認めて謝ると、子どもの安心感と自信へとつながります。
親は子どもの一番の味方になることで親への信頼感が増します。
親子で見つめあい、ふれあい、語り合いましょう。
これは夫婦の関係にも応用できますよ。
『助産師ネットワークたね』 代表 川端起代美