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それでも奥様がSOSを出される時がお有りかと思います。その時はどのような対応をされているのでしょうか? |
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帰宅した時に妻が疲れているようなら、家事なども「後は僕がやるよ」と一声かけるようにしています。
私の友人の中には育児のことを考え、親の近くに転居することなどもあるようですが、それが難しい今は、できる限り妻のことを気遣いたいと思っています |
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本当に素晴らしいご主人ですね(笑)
奥様から感謝の気持ちを表されることも多いのではないでしょうか? |
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言われる時もありますし、こちらからも「ありがとう」と気持ちを伝えるようにしています。大変な中、毎朝お弁当を作ってくれることにも本当に感謝していますし、その気持ちを食事前にメールで送ったりするようにしています。 |
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お互いが感謝の気持ちを表すというのは本当に素晴らしいことですね。
これだけ奥様や育児に対してご理解のある佐野さんですが、奥様に気を遣ったつもりが、逆に怒らせてしまったことなどお有りでしょうか?
私も育児中はその忙しさにイライラしてしまい、つい夫にトゲのある言い方などをしてしまった覚えもあります |
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疲れている妻を見て「無理をしなくていいんだよ」と伝えても、ちょっとタイミングが悪いと「私のやっていることは必要のないことなの?」と言われたことはあります。
お互いがギリギリで余裕がありませんので、もちろんぶつかってしまう時もありますが、それはしょうがないことですよね。 |
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そのように理解してもらえるのは、ありがたいことですね。奥さんからそのように言われると、その後の会話がなくなってしまうご夫婦も多いようです。
最近では「育メン」などという言葉もさかんに使われるようになりましたが、その辺りはいかがですか?佐野さんは意識されるようなことがお有りでしょうか? |
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特に私たちの住む福井県は共働き率が全国第1位の地域ですし、私も妻も仕事をしているという条件は同じです。可能なかぎり、パパ、ママという区別なく子育てをしたいと考えています。
昨日も妻が仕事で遅く、私が保育園まで子どもを迎えに行ったのですが、私の姿を見つけ笑顔になってくれる子どもが本当に可愛くてしょうがないですね。 |
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「育メン」と、わざわざ言葉にすること自体がおかしいというご意見もあります。私も現役のお父さんから「子育てに集中できるのはほんの数年。そんな大切な機会をのがすのはもったいない」というお話を伺ったことがあります。 |
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夫の立場からそういった考え方ができるのは素晴らしいですね。 |
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それでは最後に、現在育児中、もしくはこれから父親になられる男性の方へ、アドバイスがありましたらお願いします。 |