許容型の育児姿勢
虫歯のできる子の特徴は何かと言うと、許容型の育児姿勢で育てられていることです。何でも買い与えられてしまう、おっぱいを飲ませないと泣いてしまうからすぐおっぱいを与えてしまう。これも一つの母親の許容の現れです。虫歯はそういう許容的行動から発生するものと考えられています。
祖父母に預けられている
両親が仕事に就いているため、祖父母に預けられている子も同様です。育児という人生の大きな仕事を終了した祖父母は、孫をペット的に可愛がる傾向が強く、子どもたちの将来を含めて身体の管理に関心を傾ける人たちは少ないようです。また、お年寄りは多くの運動量を必要とする子どもたちの遊びを管理することが、重労働であるため、遊びの充実が図れず、食欲も低下しやすく、その反面、間食や昼寝などが多くなり、「悪い育児のスパイラル現象」に陥りやすくなります。
同居型家族、県内でも地域のよって健康に対する価値観が異なる
祖父母に預けられている同居型家族、また昔農村や漁村だった地域は、昔ながらの古風な考えがあります。買いだめする風習が残っていたり、ややもすると、歯に対する価値観が異なることがあり、虫歯予防には大変不利になりことがあります。
甘味趣向性が高い家族
食後に必ず甘いものを食べるとか、のどが渇いたら必ずジュースを飲む、常時甘味食料を買いだめしておく家庭は、その生活習慣から虫歯の発生率も高くなります。
(福井市歯科医師会)
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