寝返り、はいはい、つかまり立ち、ひとり歩き...赤ちゃんの成長によって行動範囲が広がるとともに、事故やけがの危険性も高まります。家の中や外出先に危険がないか確認し、思わぬ事故から赤ちゃんを守りましょう。
ほかにも…
◆小さなものを口に入れる
直径約4cm以下のものは誤飲する危険があるので赤ちゃんの手が届かない場所に置きましょう。磁石、ボタン電池、硬貨は特に注意が必要です。
◆窓やベランダから転落
ソファやエアコンの室外機を踏み台にして転落することがあります。窓の近くやベランダには踏み台となるようなものを置かないようにしましょう。
◆大人用ベッドから転落
寝返り前でも脚で蹴って移動し、落ちることがあるため注意しましょう。落下時の衝撃を和らげるために、床にマットを敷いておくと良いでしょう。
◆ベビーベッドから転落
柵は必ず上げましょう。立ち上がるようになったらベッドの床板を下げ、柵を乗り越えることがないようにしましょう。
◆熱湯でやけど
お湯の温度はこまめに確認し、蛇口に触らせないようにしましょう。
◆すべって転倒
赤ちゃんが転ぶだけでなく大人が抱っこしてすべることもあるため、すべり止めマットを敷くと良いでしょう。
◆入浴中のおぼれ
お父さんやお母さんが顔や頭を洗っている時は目を離しがちになってしまいます。手の届く範囲にいることで、異変があった時にすぐ対応できるようにしましょう。
また、大人が目を離した隙に赤ちゃんが風呂場に入ってバスタブでおぼれることのないよう、入浴時以外は風呂場の鍵をかけておきましょう。
◆飛び出し
車道への飛び出しだけでなく、ブランコの前に飛び出してけがをする可能性もあります。
歩き始めたら特に目を離さないようにしましょう。
◆エスカレーターで転倒
転倒しけがする恐れがあるため、ベビーカー使用時にエスカレーターを利用するのはNG。
エレベーターを利用しましょう。
◆車内に置き去りに
短時間であっても赤ちゃんを車内に残さないでください。
冬でも熱中症や脱水を起こす危険性があります。
◆勝手にドアや窓を開閉しけが
顔や手を挟む危険性があるので、チャイルドロック、
ウィンドウロックをしましょう。
参考: 高橋孝雄他、 最新!初めての育児新百科、 ベネッセコーポレーション