だんだんと肌寒い季節になってきました。
寒くて乾燥する冬は体調を崩しやすいため、赤ちゃんが過ごす環境を整えることが大切です。
赤ちゃんと冬を元気に乗り越えましょう。
◎温度・湿度について
冬は寒くて乾燥します。湿度が低いとウイルスが生存しやすいこともあり、感染症の危険も高まります。
暖房や加湿器などを使って赤ちゃんが過ごしやすい環境に整えてあげましょう。
赤ちゃんは体温調節が苦手なので過ごしやすい気温を保つことが必要です。
適切な湿度を保つことで、たんや鼻水が出やすくなるので、赤ちゃんの寝苦しさの解消にもつながります。
また、空気の入れ換えを定期的に行いましょう。
◎おうちでの危険について
部屋を暖めるために様々な暖房器具を使用すると思いますが、使い方にも注意が必要です。
★ヒーター、ストーブ→熱風が直接赤ちゃんにあたるとやけどの危険があります。
★電気カーペット→寝かせたままにしていると背中が低温やけどを起こしたり、脱水になったりすることがあります。
暖房器具を適切に用いて、過ごしやすい環境にしましょう。
◎衣服について
暖房器具で室温を上げ過ぎるのではなく、洋服の枚数や掛物で調節をしましょう。
冬も室内なら厚着の必要はありません。
着込み過ぎると真冬でも暑くなってしまうことがあります。
赤ちゃんの暑い・寒いを判断するには首筋や背中を触ってみてください。
寒い時期にお出かけするときは、暖かい時間帯を選び、おくるみや上着で包んであげてください。
建物の中は暖かいので、着脱しやすいものを選びましょう。
(参考)汐見稔幸他,はじめて出会う育児の百科,小学館
五十嵐隆,はじめてママ&パパの育児,主婦の友社
福井市健康管理センター(28-1256)